ダウ平均は4日ぶりに反落 中国経済への懸念が圧迫 アップルが下落=米国株序盤
NY株式28日(NY時間11:03)
ダウ平均 34106.44(-240.59 -0.70%)
ナスダック 11131.45(-94.91 -0.85%)
CME日経平均先物 28260(大証終比:+100 +0.35%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反落。中国で実施されているゼロコロナ政策に対して、北京や上海などの大都市で大規模な抗議活動が続いており、中国経済への懸念が株式市場を圧迫している。
米株式市場はインフレのピークとFRBの利上げペース減速への期待で買い戻しが続き、ダウ平均は今年8月の高値まで戻していた。
11月最終週となる今週は、投資家はさらに多くの決算発表や、消費者と米経済の状況についてさらなる情報を提供する多数の経済指標の発表に注目することになる。週末には米雇用統計も発表される予定。また、パウエルFRB議長の講演も予定されている。そのような中で、きょうは先週までの上げを調整する動きが出ているようだ。
中国経済への懸念から原油相場がきょうも下落する中、エネルギー株が下落しているほか、銀行、産業、自動車株が下落。IT・ハイテク株も上値の重い展開が続いている。
アップル<AAPL>が続落。アイフォーンを受託生産している台湾フォックスコンの中国の鄭州工場の混乱で、アップルは今年、約600万台の「アイフォーン・プロ」の生産不足に陥る可能性が高いと伝わった。
アップル<AAPL> 144.80(-3.31 -2.23%)
マイクロソフト<MSFT> 242.96(-4.53 -1.83%)
アマゾン<AMZN> 94.47(+1.06 +1.13%)
アルファベットC<GOOG> 96.27(-1.34 -1.37%)
テスラ<TSLA> 184.99(+2.13 +1.17%)
メタ・プラットフォームズ<META> 109.54(-1.87 -1.68%)
AMD<AMD> 74.00(-1.14 -1.52%)
エヌビディア<NVDA> 160.75(-1.96 -1.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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