続落、需要減少不安で一時80ドル割れまで軟化=NY原油概況
NY原油先物1 月限(WTI)(終値)
1バレル=80.11(-1.29 -1.59%)
時間外取引から売り優勢。引き続き中国でのコロナ感染者数拡大を受けて、同国での経済活動の停滞によるエネルギー需要の減少懸念から、売り圧力が強く、指標の期近1月限は80ドルの節目を意識する下落。日中取引に入り、80ドル割れを試す動きとなり、テクニカル要因は一段と弱気に傾いた。景気の影響を受けやすいガソリン先物価格が一段安となったことも地合いを悪くした一因となり、77ドル台まで下げ幅を拡大。終盤から引けにかけて下値を切り上げ、80ドル台に戻したが軟調に引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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