ほぼ変わらず、ドル安で一時買い優勢も上げ幅を削る=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1776.80(-0.10 -0.01%)
金12月限は、ほぼ変わらず。時間外取引では、ドル安から買い優勢となり、一時1,780ドル台後半まで上げ幅を拡大。高値を離れ、時間外取引の終盤は小高く推移。日中取引では、10月の米生産者物価指数(PPI)が事前予想より弱い数字となり、来月の利上げペースが減速観測を受けたドル安から再度、上げ幅を拡大の動きとなり、1,790ドル台まで上昇。ユーロドルが約4カ月半ぶりの高値をつけたことに支援された。しかし1.800ドルが抵抗線として意識されると、利食い売りなどで急速に上げ幅を削る展開となった。前日の終値水準ではドルが軟調な動きから買い拾われ、下値堅く推移したが、同時に戻り売り圧力の強さが示された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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