反落、中国のコロナ感染者拡大で=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=85.87(-3.09 -3.47%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が3.09~3.00ドル安。その他の限月は2.81ドル安~0.02ドル高。
中国のゼロコロナ政策の転換が期待されている一方、同国でコロナ感染者数が再び拡大していることが重しとなった。中国全土の日々の新規感染者数は1万人超えが続いている。世界的な景気悪化見通しも重し。石油輸出国機構(OPEC)は月報で需要見通しを下方修正した。
時間外取引で12月限は89.84ドルまで上昇する場面があったが、前日高値を上回ることは出来ず、売り買いが交錯した。通常取引開始を控えて売りが優勢になると、その後は85.27ドルまで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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