ビヨンド・ミートが下落 通期の売上見通しを下方修正=米国株個別
植物由来の代替肉を手掛けるビヨンド・ミート<BYND>が下落。取引開始前に通期の売上見通しを下方修正すると発表した。また、幹部数名を含む全世界の従業員の約5分の1を削減することも明らかにした。
高インフレで消費者が植物由来の食事から通常へシフトしたことが打撃となった。通期の売上高見通しを4.00億-4.25億ドルとし、従来予想の4.70億-5.20億ドルから下方修正した。また、従業員の約19%に当たる約200人を削減すると発表。また、COO、CFO、最高成長責任者(CGO)の退任も発表した。
インフレ上昇により消費者がより安価な動物性タンパク質を求めるようになり、競争が激化する中で、同社は大きな困難に直面している。大手ファーストフードとの提携もうまく行かず、生産の増強にも苦労している状況。
(NY時間10:29)
ビヨンド・ミート<BYND> 13.97(-0.82 -5.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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