ウォラー発言で下げ一服 ダウ平均は３４９ドル安＝米国株

NY株式14日（NY時間12:11）
ダウ平均　　　30423.69（-349.10　-1.13%）
ナスダック　　　11151.49（-96.09　-0.85%）
CME日経平均先物　26630（大証終比：-70　-0.26%）

　先ほどから米株式市場に買い戻しが入っており、ダウ平均も下げを一服させている。一時６００ドル超下落していた。ウォラーＦＲＢ理事の発言が買い戻しを誘っている模様。前日の米消費者物価指数（ＣＰＩ）を受けて市場は７月ＦＯＭＣでの１．００％ポイントの利上げ期待を高めており、ＣＭＥが公表しているＦＥＤウォッチでは、１．００％ポイント利上げの確率がウォラーＦＲＢ理事の発言が伝わる前には８０％超となっていた。

　しかし、同理事は「０．７５％ポイントが基本シナリオ」と述べたほか、「市場は１．００％ポイント利上げに関してやや先走った可能性がある」とも語った。「１つの経済指標を基に即断したくない」としている。

　発言後は確率が一気に低下し、現在は４７％程度で推移している。

アップル＜AAPL＞　146.92（+1.43　+0.98%）
マイクロソフト＜MSFT＞　251.41（-1.31　-0.52%）
アマゾン＜AMZN＞　109.04（-1.37　-1.24%）
アルファベットC＜GOOG＞　2222.29（-21.45　-0.96%）
テスラ＜TSLA＞　701.68（-9.44　-1.33%）
メタ・プラットフォームズ＜META＞　158.28（-5.21　-3.19%）
ＡＭＤ＜AMD＞　77.40（-0.12　-0.16%）
エヌビディア＜NVDA＞　150.43（-1.21　-0.80%）
ツイッター＜TWTR＞　36.36（-0.40　-1.07%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美