ホテル株が堅調 ハイアットが夏の旅行シーズンの堅調推移を見込む=米国株個別
ホテル株の一角が堅調。ハイアット・ホテルズ<H>が5月の1室当たり収益がパンデミック前のレベルに戻り始めており、今年の夏の旅行シーズンは堅調な推移を見込んでいると述べた。
5月の組織全体の1室当たり収益は約127ドルと2019年11月以来の高水準だったという。また、レジャー向けの短期滞在が2019年5月と比較して18%増えたほか、メモリアルデーの週末の1室当たり収益も2019年のメモリアルデーの週末を約24%上回ったという。一方、ビジネスでの短期滞在は2019年5月を35%下回ったとしている。
なお、米商務省は2027年までに外国人旅行者数を年間9千万人とする「旅行・観光戦略」を発表。新型ウイルス感染拡大前の2019年の約8千万人を超えることを目指す。
(NY時間13:32)
ハイアット<H> 94.55(+2.39 +2.59%)
マリオット<MAR> 176.94(+2.29 +1.31%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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