カーバナが決算受け下落 10億ドル相当の増資を発表=米国株個別
オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益の赤字は予想以上となった。中古車の販売台数も予想を下回っている。同社はまた、米大手金融経由で10億ドル相当の増資を発表。調達資金は一般企業目的に使用するとしている。
同社のガルシアCEOは声明で「オミクロン株や中古車価格高騰、金利の急激な変化などのマクロ要因が中古車業界全体に影響を与えた」と述べた。同社は1台あたりの粗利益が4000ドル超およびEBITDAの黒字目標は数四半期先送りされるとも述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-2.89ドル(予想:-1.52ドル)
・売上高:35.0億ドル(予想:33.9億ドル)
・EBITDAマージン:-11.6%(予想:-5.94%)
・中古車販売台数:10万5185台(予想:11万616台)
・中古車1台当たり粗利益:2833ドル(予想:1219ドル)
(NY時間10:28)
カーバナ<CVNA> 89.66(-2.85 -3.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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