ラムリサーチの決算は1株利益、売上高とも予想下回る=米国株個別
半導体製造装置のラムリサーチ<LRCX>が引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。第4四半期のガイダンスも公表しており、こちらも予想を下回る見通しを示している。
アナリストからは、第3四半期は予想よりも大きく外れたが、第4四半期の売上高が谷になる可能性を強調し、今後の上昇に期待が持てるとの指摘も出ていた。第3四半期の売上高は最近引き下げた見通しよりもやや弱かったが、第4四半期のガイダンスは予想範囲内だったという。利益への逆風も予想より若干強かったとしている。引き続き半導体のトップピックを継続するが、ここからの上値は重いとも指摘。
ただ、株価は小幅高で推移している。
(1-3月・第3四半期)
・1株利益(調整後):7.40ドル(予想:7.52ドル)
・売上高:40.6億ドル(予想:42.5億ドル)
システム:26.5億ドル(予想:28.0億ドル)
カスタマーサポート・その他:14.1億ドル(予想:14.5億ドル)
・粗利益率(調整後):44.7%(予想:45.0%)
・営業利益率(調整後):29.4%(予想:29.6%)
(4-6月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):6.50~8.00ドル(予想:8.24ドル)
・売上高:39.0~45.0億ドル(予想:44.6億ドル)
・粗利益率(調整後):43.5~45.5%(予想:45.5%)
・営業利益率(調整後):28.5~30.5%(予想:30.8%)
(NY時間10:11)
ラムリサーチ<LRCX> 481.74(+0.29 +0.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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