ヴァージン・ギャラクティックが決算受け上昇 赤字が予想ほど拡大せず=米国株個別
宇宙旅行のスタートアップ企業ヴァージン・ギャラクティック<SPCE>が商いを伴って上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほどでなかった点や、売上高も14.1万ドルと予想を上回った。
前向きな声明も発表しており、「今年第4四半期の商用サービス開始の目処が立った。ここ数週間で一般消費者への販売を開始し、新しいグローバルブランドを立ち上げた。私たちの唯一無二の体験に対する需要は依然として強く、現在、増加する顧客ベースに対応するためのオペレーションを構築中だ」と述べていた。
アナリストからも前向きな評価が相次いでおり、今年上半期は追跡すべき重要なマイルストーンが少ないかもしれないが、第3四半期のロケットのアップグレード完了は、短期的に株価にとって最も重要な材料になるという。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益:-0.31ドル(予想:-0.36ドル)
・売上高:14.1万ドル(予想:9.4万ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・FCF:7500~8500万ドル
(NY時間14:49)
ヴァージン・ギャラクティック<SPCE> 8.11(+0.29 +3.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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