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FX「中国大手不動産デベロッパーのデフォルト懸念で円が2日連続の最強通貨、ドルは最弱に」

マネ育チャンネル 

 

f:id:gaitamesk:20210907121925p:plain

おはようございます。昨日、大規模接種センターで2回目のワクチン接種を済ませてきました。私自身は頭が重い程度で今のところは発熱はない状態です。メディアの方や周囲では発熱したという方が多いので、良いといえばよいのでしょが、効果があるかはちょっと心配かもです。

f:id:guh202109:20210916084159p:plain

 

■主要通貨ペアの前日の動き

主要通貨の変動幅
出典:上田ハーローFXの提示レート(Bid)をもとに作成

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)

ドル円が109.66円、ユーロ円が129.43円、ユーロドルが1.1800ドルでオープン。日経225平均株価の下落や米系短期勢のドルの仕掛け売りなどで東京時間10時前にドル円は109.55円、ユーロ円は129.34円まで下落、ユーロドルは1.1811ドルまで小幅上昇となりました。その後、北朝鮮が飛翔体2発を発射したものの、為替には影響がありませんでした。中国不動産デベロッパー大手のデフォルトリスクが高まったことや欧州の株価下落から、ロンドン時間からNY時間序盤にかけて円買いが優勢となり、ドル円は109.10円、ユーロ円は129.06円まで下落、ユーロドルは欧州勢のユーロ買いで19時過ぎに1.1831ドルまで上昇したものの、この付近では上げ渋りとなりました。NY時間には米NY連銀製造業景気指数が34.3と市場予想の18.0から大幅に上振れ、米10年債利回りも上昇し、ドル円は109.45円手前まで下げ幅を縮小する場面がありました。ユーロドルは米指標を受けたドル買いに1.1803ドルまで下落したものの、この水準で底堅く推移、ユーロ円は129.10-25円付近での小動きとなりました。
クローズ:ドル円 109.35円 /ユーロ円 129.21円 /ユーロドル 1.1814ドル。

■他通貨

ポンド円が151.42円、ポンドドルが1.3804ドルでオープン。東京時間朝方にリスク回避からポンド円が151.12円、ポンドドルが1.3792ドルまで下落しましたが、ロンドン時間に発表された英消費者物価指数が前月比+0.7%(市場予想同+0.5%)と上振れを示していたことで、ポンド円が151.55円、ポンドドルが1.3831ドルまで上昇しました。しかし、中国不動産デベロッパー大手のデフォルトリスクや欧州株価の下落に、ポンド円はNY時間序盤には150.80円まで下落、ポンドドルは1.3840ドル付近から1.3810ドル付近まで軟調地合いとなりました。NY時間にはジョンソン英首相の内閣改造でスナク財務相が留任との報道が伝わり、ポンドドルは1.3852ドルまで上昇しましたが、米経済指標を受けたドル買いに1.3820ドル付近に小幅反落する場面もありました。ポンド円はポンドドルの底堅い動きや米株価の上昇に終盤には151.30円付近まで下げ幅を縮小しました。
クローズ: ポンド円151.29円 /ポンドドルが1.3832ドル

豪ドル円が80.26円、豪ドル米ドルが0.7316ドルでオープン。本邦株価の下落などのリスク回避の動きや中国小売売上高の下振れなどで東京時間午前には豪ドル円が80.02円、豪ドル米ドルが0.73ドルちょうどまで下落しましたが、売り一巡後には米ドル売りなどで、豪ドル円が80.31円、豪ドル米ドルが0.7327ドルまで小幅上昇しました。ロンドン時間には中国不動産デベロッパー大手のデフォルトリスクなどでのリスク回避にNY時間序盤には豪ドル円が79.84円まで下落す、豪ドル米ドルも0.7335ドル付近から0.7315ドル付近まで下落しました。NY時間には米経済指標を受けてNYダウが上昇したこともあり、豪ドル円は80.20円付近、豪ドル米ドルは0.7330ドル付近まで上昇しました。
クローズ:豪ドル円80.19円 /豪ドル米ドル0.7328ドル。

■前日の主な指標結果と発言

・NZ 4-6月期経常収支(NZドル): -13.96億 (予想 -17.50億)
・日本 7月機械受注 m/m: 0.9% (予想 3.1%)
・豪 9月ウエストパック消費者信頼感指数: 106.2 (前回 104.1)
・中国 8月小売売上高 y/y: 2.5% (予想 7.0%)
・中国 8月鉱工業生産 y/y: 5.3% (予想 5.8%)
・日本 7月第三次産業活動指数 m/m: -0.6% (予想 0.3%)
・中国政府:中国恒大は、今月20日期限の利払いはしない。
・英国 8月消費者物価指数(CPI) m/m: 0.7% (予想 0.5%)
・英国 8月小売物価指数(RPI) m/m: 0.6% (予想 0.5%)
・ジャビド英保険相:インフレの上昇は一時的なものだと考えている。
・フランス 8月消費者物価指数(CPI)改定値 m/m: 0.6% (予想 0.6%)
・デコス・スペイン中銀総裁:インフレの上昇圧力が持続した場合、ECBには対処する方法がある。インフレ動向を注視する。今のところ、インフレ影響の第2波は見られない。
・ユーロ圏 7月鉱工業生産 m/m: 1.5% (予想 0.6%)
・南ア 7月小売売上高 y/y: -0.8% (予想 3.3%)
・黒田東彦日銀総裁:日本経済、依然として深刻な状況。日本のインフレ、一時的な要因を除けばわずかにプラス。
・カナダ 8月消費者物価指数(CPI) m/m: 0.2% (予想 0.1%)
・米国 9月NY連銀製造業景気指数: 34.3 (予想 18.0)
・米国 8月輸入物価指数 m/m: -0.3% (予想 0.2%)
・米国 8月輸出物価指数 m/m: 0.4% (予想 0.4%)
・米国 8月鉱工業生産 m/m: 0.4% (予想 0.4%)
・米国 8月設備稼働率: 76.4% (予想 76.4%)
・トルドー加首相:(8月CPIの結果を受け)カナダはパンデミックから回復している。
・レーンECB専務理事兼主任エコノミスト:PEPPの額はECBの金融政策スタンスの指標ではない。イールドカーブは依然として低い。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア引値前日比前日比(%)
USD/JPY109.347-0.312-0.28%
EUR/JPY129.213-0.217-0.17%
GBP/JPY151.288-0.134-0.09%
AUD/JPY80.190-0.075-0.09%
NZD/JPY77.697-0.100-0.13%
EUR/USD1.181430.001390.12%
GBP/USD1.383230.002810.20%
AUD/USD0.732800.001250.17%
NZD/USD0.710050.000790.11%

source: uedaharlowfx

 

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足

主要通貨の1時間足
source:uedaharlowfx UHChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

 

■株価

Index引値前日比
日経22530,511.71-158.39
TOPIX2,096.39-22.48
CSI300(中国)4,867.32-49.84
FTSE100(英)7,016.49-17.57
DAX(独)15,616.00-106.99
NYダウ(米)34,814.39236.82
S&P500(米)4,480.7037.65
NASDAQ(米)15,161.53123.77

 

■金利

Country利回り前日比
米10年債1.3020.019
日本10年債0.035-0.005
英10年債0.7780.040
独10年債-0.3060.034

 

■コモディティ価格

Commodities引値前日比
NY金(期近)1,794.80-12.30
NY原油(期近)72.612.15

source: bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

 

■本日の指標発表予定

重要度低08:50 日本 8月貿易統計(通関ベース季調済)
重要度高10:30 豪 8月新規雇用者数
重要度高10:30 豪 8月失業率
重要度低17:00 レーン・フィンランド中銀総裁講演
重要度低18:00 ユーロ圏 7月貿易収支(季調済:ユーロ)
重要度低21:00 ラガルドECB総裁講演
重要度低21:15 カナダ 8月住宅着工件数
重要度低21:30 カナダ 7月対カナダ証券投資額(カナダドル)
重要度低21:30 カナダ 7月卸売売上高 m/m
重要度高21:30 米国 8月小売売上高 m/m
重要度高21:30 米国 8月小売売上高(除自動車) m/m
重要度低21:30 米国 9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
重要度高21:30 米国 新規失業保険申請件数
重要度低21:30 米国 失業保険継続受給者数
重要度低23:00 米国 7月企業在庫 m/m
重要度低05:00 米国 7月対米証券投資(ドル)
重要度低05:00 米国 7月対米証券投資(短期債除く:ドル)

●免責事項

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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