モンゴＤＢが決算受け時間外で株価大幅高＝米国株個別

　データベースプラットフォームを展開するモンゴＤＢ＜MDB＞が引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表しており、１株損益は赤字だったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ＥＢＩＴＤＡの赤字も予想ほどは膨らまなかった。また、ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しを上方修正したほか、予想も上回っている。

　同社のチェリアＣＥＯはインタビューで「先行きの見通しは非常に良好であり、われわれの機会と市場規模に大きな自信を持っている。パンデミックにより顧客はＩＴの現状を再考する必要があった。顧客は今後、インフラストラクチャの構築を倍増させると見込んでいる」と述べた。

　決算とＣＥＯのインタビューを受け、時間外で株価は大幅高。

（５－７月・第２四半期）
・1株損益（調整後）：-0.24ドル（予想：-0.40ドル）
・売上高：1.99億ドル（予想：1.84億ドル）
　　サブスク：1.91億ドル
　　サービス：0.74億ドル
・EBITDA（調整後）：-816万ドル（予想：-1633万ドル）
・当座資産：11.6億ドル

（８－１０月・第３四半期見通し）
・1株損益（調整後）：-0.39～-0.42ドル（予想：-0.38ドル）
・売上高：2.02～2.04億ドル（予想：1.98億ドル）

（通期見通し）
・1株損益（調整後）：-1.13～-1.20ドル（従来：-1.25～-1.38ドル）（予想：-1.29ドル）
・売上高：8.05～8.11億ドル（従来：7.71～7.84億ドル）（予想：7.85億ドル）

（NY時間17:41）時間外
モンゴＤＢ＜MDB＞　449.50（+47.85　+11.91%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美