ECB月報 経済見通しに対するリスクは概ね均衡している
ECB月報
ユーロ圏経済は第2四半期に回復、規制緩和を受けて第3四半期から力強さを増している
より多くの人口がワクチン接種を受け、ほとんどのユーロ圏諸国でロックダウン措置が緩和されている
供給のボトルネックが短期的に生産を抑制も、製造業は堅調に推移すると予想
経済の大部分が再開しており、サービス部門の活発な回復を支えている
一方、デルタ変異株はサービス、特に観光とホスピタリティーの回復を弱める可能性
来年の第1四半期には経済活動がパンデミック前の水準に戻ると予想
ただ、パンデミックに起因する経済への損害が相殺されるにはまだ長い道のり
6月のインフレ率は1.9%だった
今後数カ月でさらに上昇が見込まれるが、来年は再び鈍化すると予想、インフレ率について
ECB理事会は経済見通しに対するリスクは概ね均衡しているとみている
7月理事会では、金利フォワードガイダンスに関する戦略見直しの影響、経済評価とパンデミック対策に焦点当てた
執筆者 : MINKABU PRESS
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