ルピー円が弱含み、鉱工業生産の発表控えてポジション調整も=東京為替
インドルピー円が弱含んでおり、朝方の1.414円台から、一時は1.409円台までじり安となった。ドル円の下落に連れ安しているほか、日本時間で本日21時にインドの10月鉱工業生産指数の発表を控えており、その前のポジション調整も出ているようだ。前回から大幅な改善が見込まれているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市場予想に未達となるリスクも指摘されているもよう。
加えて、インド南部のアンドラプラデシュ州を中心に、先週から「謎の病気」の患者が増えていることも、警戒されている。患者の血液サンプルから鉛とニッケル粒子が検出され、当局はこの「謎の病気」の解明を急いでいる。入院した患者は600人に拡大し、1人が死亡している。
INRJPY 1.4100

執筆者 : MINKABU PRESS
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