【来週の注目材料】例年注目のジャクソンホール、今年はオンライン開催、パウエル議長はどこまで踏み込むか~ジャクソンホール会合

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 27日、28日にカンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウム、いわゆるジャクソンホール会合が開催されます。
 例年ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる同会合には、世界各国からの中央銀行要人などが招かれ、世界中の注目を集める一大イベントとなっています。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンラインでの開催となっており、ストリーミング配信が予定されています。
 この形式の下で、パウエルFRB議長は現地時間27日午前9時10分(日本時間同日午後10時10分)からの基調講演を担当します。

 歴代の議長がFRBの方針変更などを説明する際に利用されてきた同会合。市場はパウエル議長による金融政策の今後の枠組みの見直しがどのようなものになるのかに注目しています。

 直近7月28日、29日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録が19日に公表され、その中で、YCC(イールドカーブコントロール:日銀の長短金利操作や豪中銀の3年物国債利回り目標のように中長期の金利をコントロールするもの)について、改めて否定的な姿勢が示されました。複数の委員から過剰なバランスシート拡大につながる可能性が指摘され、一方で有効性は穏やかと消極的な見通しが示されています。また、市場が期待した次回9月会合でのフォワードガイダンス強化を示唆する言及も見られませんでした。
 一方で長期の目標や戦略について新たに取りまとめる作業が続いていることが示されました。

 こうした状況を受けて、市場では議長がジャクソンホールでの演説で、これまで包括的な見直し作業の中で検討した内容やその背景についての説明がされるのではとの期待を強めています。

 現行の超緩和的な政策の下で、将来的に見込まれているインフレ率の上昇について、中長期的に2%目標に安定して近付くために、一時的に2%を上回る状況を許容するような姿勢を示すなどの変更が見込まれています。

 ただ、あまり踏み込んだ内容まで言及すると、9月15日16日の次回FOMCの役割を先取りしてしまう形になるとの指摘もあり、どこまでの発言があるかは微妙なところです。

 インフレ率の2%超え一時許容などの変化は、現状の超緩和的な政策の長期維持につながることから、ジャクソンホール会合の内容次第ではドル売りが広がる可能性も。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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