FRB議長がリラ急落で、5月にトルコ中銀総裁と電話会談
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が中東諸国の経済や通貨に大きな圧力をかけたことを受け、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が5月にトルコ中央銀行のウイサル総裁と会談していたと、ロイターが伝えている。FRBが記録を公開したもので、パウエル議長は5月1日にウイサル総裁と30分にわたって電話で会談。詳しい会談内容は不明。
5月1日はトルコの通貨リラが急落し、7日には史上最安値を付けていた。FRBは10カ国以上の中央銀行と通貨スワップ協定を結んでいるものの、トルコとは締結していない。
TRYJPY 15.68
執筆者 : MINKABU PRESS
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