【最重要】日経平均下落も日本株反発局面入りか?
TOPIXはプラスで推移がポイント
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18日の日経平均株価は前日比1.68%マイナスの16726円55銭、TOPIXは前日比0.19%プラスの1270.84ポイント、マザーズ指数は前日比1.20%マイナスの586.63ポイント、東証2部指数は前日比0.30%マイナスの5044.25ポイント、ジャスダック指数は前日比0.29%プラスの125.88ポイントとなりました。
前夜の米国株式市場の大幅上昇を受け、日経平均株価も前場プラス圏で推移していましたが、後場になり米国株先物が急落、それを受け日経平均株価も急速に下落しました。
日経平均株価が3年4ヶ月ぶりに終値で17000円を割り込みました。米国の緊急経済対策を好感し前夜に米国株式市場が大きく上昇しましたが、その実効性に疑問符が付き米国ダウ先物が急落、それを受けて日経平均株価も急落しました。
ただ今のところ日本株が底打ちした可能性は高いと考えています。(楽観的な見方ですが)
日経平均株価は確かに下落しましたが、TOPIXやジャスダック指数はプラスで推移しています。18日の下落は、米国株先物の急落に伴った日経平均株価先物のヘッジ売りだったのではないかと考えており、TOPIXがプラスで終わったことを考えると市場全体の投資家心理は徐々にですが回復しているのではないかと考えています。とはいえ、TOPIXの値動きがダマシで日経平均株価のほうが正しい場合もあり得ますが。時価総額の大きいソフトバンクやファーストリティリングが大きく下落した影響もあり日経平均株価は下げが目立ちますが、TOPIXはかろうじてプラスになっており日本株全体としては底打ちしたとの判断はまだ変わりません。
いずれにせよ依然値動きの大きな相場展開が予想されています。直近の下値を下回った時は株価が大きく下落する可能性がありますので下値は押えておきましょう。
日経平均株価16378(3/17更新)
TOPIX 1199.25(3/17更新)
マザーズ 527.30(3/13更新)
JASDAQ 118.69(3/13更新)
この数字が次の下値の目安となります。仮にこの水準を下回ってくるともう一段の暴落の可能性がありますので十分ご注意下さい。
18時30分追記
私が日々監視している暴落銘柄数は8日終値時点で369銘柄となり、前日17日の403銘柄より減少しています。18日の株式市場は日経平均株価こそマイナスでしたが、全体的には反発局面が続いていると考えています。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。