積極的な買い材料は見当たらない

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積極的な買い材料は見当たらない

ここ数日は新型コロナウイルスに楽観的だったマーケットも世界的な感染拡大を受けてリスクオフの展開となっています。NYダウは2日間で約2,000ドル近く暴落しており、上昇トレンドに大きな調整が入った格好です。ドル円も112円台から一時109円台まで下落するなど、上昇する前の水準へ全戻ししており、新型コロナウイルスが落ち着いてくるまでは不安定な相場が続きそうです。

株価次第の展開ですが、現段階で積極的な買い材料は見当たらないのでドル円、クロス円はダウンサイドを意識した戦略になります。しかし、NYダウのチャートを見ると急落のスピードが速すぎたため、一時的な反発があってもおかしくはありません。むしろそれなりの反発があるほうが自然な形です。そう考えるとドル円は2月20日高値112.22円から2月25日安値109.89円の38.2%戻しとなる110.78円、もしくは半値戻しの111.05円まで十分に引き付けてから売っていきたいところです。また、110ミドルから上はショートが溜まりやすいので注意も必要です。ここ数日は強烈な踏み上げを経験しているだけに、ストップはできるだけタイトに入れつつ、短期で勝負したいと思います。

執筆者 井口 喜雄

執筆者 : 井口 喜雄|トレイダーズ証券 為替ディーラー

1998年よりディーリング業務に携わり、2009年からみんなのFXに在籍。ドル円や欧州通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。認定テクニカルアナリスト

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