【1月28日予想】日経平均急落も底打ちはまだか
当面は底打ちを待つ戦略
27日の日経平均株価は前日比2.03%マイナスの23343円51銭、TOPIXは前日比1.61%マイナスの1702.57ポイント、マザーズ指数は前日比2.06%マイナスの851.45ポイント、東証2部指数は前日比1.39%マイナスの7280.01ポイント、ジャスダック指数は前日比1.31%マイナスの172.91ポイントとなりました。
アジア市場が旧正月となり薄商いのなか、新型肺炎の感染拡大への懸念が高まり日本株市場は大きく下落しました。新型肺炎がどの程度感染拡大し、どの程度で治まるのか現時点では不透明な状況です。アジア市場も旧正月に入っており、商いが乏しいなかもう一段の急落も十分にあり得るでしょう。
日経平均株価は75日移動平均線近くまで下落しており、23218円がサポートラインとなりそうですが、それを下回ると22600円程度までの下落も視野に入ってきます。当面は底打ちを待つ戦略となりそうです。28日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。