【10月25日予想】日本株いよいよ上昇トレンド入りか?
日米株価ともに株価上がりやすい傾向あり
日経平均株価が再度年初来高値を更新しました。
価格帯別出来高で上値が重いと思われていた22700円の超え、高値22780円99銭まで上昇しました。
いわゆる「高値ブレイクアウト」の状態です。
依然、米中貿易摩擦問題や消費増税による景気悪化懸念はありますが、それでも日経平均株価が高値更新したことで、日本株が上昇トレンド入りした可能性が高まってきました。
過去の統計では今回のように高値を更新したタイミングでエントリーすると勝率は40%前後となっており、ダマシの可能性のほうが高いのですが、今回はダマシではないのではないかと考えています。
その理由としては、「日本株と米国株のアノマリー」が挙げられます。
過去の統計では「米国ダウ指数は年末に上がりやすい」傾向が見られます。また「日本株も12月下旬から4月まで株価が上がりやすい」傾向があり、今回は日米の株式市場が上がりやすいタイミングでの高値更新となっており、ダマシの可能性は低いのではないかと期待しているのです。
もちろん、今のような堅調な株式市場でも、米中貿易摩擦問題でネガティブな材料が出たりすれば一時的な暴落はありそうなのですが、仮に暴落が起これば絶好の押し目のタイミングとなりそうです。 25日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。