【9月17日予想】日本株急上昇!年初来高値更新あるのか?
出遅れ感のある銘柄に注目
13日の日経平均株価は上昇しました。日経平均株価は前日比1.05%プラスの21988円29銭、マザーズ指数は前日比0.86%マイナスの847.78ポイントとなりました。
米中貿易摩擦懸念が弱まったことが好感されたことや欧州中央銀行が包括的な金融緩和を決定したことが好感され日経平均株価は大きく上昇した一方マザーズ指数は個人投資家の投資意欲が回復せずマイナスとなりました。
大型株主導の株価上昇が続いています。日経平均株価とTOPIXの上昇率の差が示すように、今の局面は大型株の中でも日経平均株価に採用されている銘柄から出遅れ感のある銘柄に資金が流入していると考えています。
日本株だけでなく今の世界的な株価上昇は、世界的な金融緩和が要因です。世界的な金融緩和により非リスク資産から株などのリスク資産に資金が還流しているのかもしれません。この流れが顕著になれば日経平均株価の年初来高値もあり得るでしょう。
今時点では私は今回の上昇がダマシだと考えているのですが、仮に米国ダウ指数が高値を更新し、日経平均株価も高値を更新するとダマシではなく本当の上昇トレンド入りなのかもしれません。 次週の値動きに注目しましょう。17日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。