【9月10日予想】RSI91%で買われ過ぎの局面
地合い好転も急落には注意
9日の日経平均株価は上昇しました。日経平均株価は前日比0.56%プラスの21318円42銭、マザーズ指数は前日比0.40%プラスの858.93ポイントとなりました。9日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は91.96%、マザーズ指数のRSI(9日)は47.17%となりました。
特段材料はなかったものの、先週からの米中貿易摩擦への懸念が薄らいだことによる好地合いが続き日経平均株価は上昇しました。ただ上昇したものの売買代金は2兆円を割り込んでおり薄商いが続いている状況です。テクニカル分析では終値が75日移動平均線を超えてはいるもののRSI(9日)が91%まで達しており短期的な過熱感が出ています。目先の地合いは好転していますが悪材料が出れば一気に下落する可能性もありますので引き続き警戒が必要でしょう。10日の日経平均株価は大幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。