【9月9日予想】目先の天井を試す局面か
次のトレンド発生に備える局面
前週末と比較し日経平均株価は2.4%プラス、TOPIXは1.7%プラス、マザーズ指数は1.7%プラスとなりました。6日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は65.6%、マザーズ指数のRSI(9日)は38.4%となっており、テクニカル指標では日経平均株価が「やや買われ過ぎ」、マザーズ指数は「やや売られ過ぎ」となっています。
今週は米中両国が10月にワシントンで通商協議を再開するとの報道や香港でのデモの鎮静化が好感され米国株式市場が上昇、それを受け日本株も堅調に推移しました。 このまま次週も上昇トレンドが継続してくれればよいのですが消費増税も控えており、その後の影響を考えると今の水準から更に買っていくのは難しいと考えます。システムトレードでも現状はほぼシグナルが出ておらず様子見スタンスとなっています。あせらず次のトレンド発生を待ちましょう。9日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。