【9月6日予想】目先戻り売りのタイミング
ボックス圏の上限で戻り売り
5日の日本株市場は大幅高となりました。日経平均株価は前日比2.12%プラスの21085円94銭、マザーズ指数は前日比1.57%プラスの857.27ポイントとなりました。5日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は65.8%、マザーズ指数のRSI(9日)は41.8%となっておりテクニカル分析では日経平均株価は「やや買われ過ぎ」、マザーズ指数は「中立」となっています。
米中両国が10月にワシントンで通商協議を再開するとの報道や香港でのデモの鎮静化が好感され米国株式市場が上昇、日本株も大きく上昇しました。日経平均株価は1ヶ月ぶりに21000円台を回復し、75日移動平均線を上回りました。5日は複数の好材料が重なり大幅高となりましたが、単に買われたというよりは空売りの買戻しによる株価上昇が大きかったのではないかと考えています。このまま上昇トレンド入りとなるにはまだ売買代金も膨らんでおらず5日の上昇で目先戻り売りのタイミングだと考えます。6日の日経平均株価は大幅安(-100円~)と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。