【7月22日予想】戻り売りの局面か
本格的な上昇トレンド入りは当面先
19日の日本株市場は大幅上昇しました。日経平均株価は前日比2.0%プラスの21466円99銭、マザーズ指数は前日比1.62%プラスの896.05ポイントとなりました。前夜の米国株式市場が上昇したことや為替が円安方向に動いたこと、18日の大幅安の反動もあり日経平均株価は大きく反発しました。
19日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は44.2%、マザーズ指数のRSI(9日)は37.5%となっておりテクニカル指標ではやや売られ過ぎの水準となっています。
19日の日本株市場は大きく反発しましたが、積極的な買いが入ったというよりは売りポジションの日経平均先物や空売りの買戻しだと考えます。引き続き売買代金が乏しい状況が続いており、海外株や為替で短期的には左右されそうですが、本格的な上昇トレンド入りは当面先ではないかと考えます。21日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。