トレンドは引き続き上向きで推移=フェアトレード田村祐一
ここからの本格的な上昇局面がくることも想定
7月12日の日経平均株価は、前日の米国ダウ最高値更新の影響を受け、42円37銭高の2万1,685円90銭で終了しました。
さて、7月16日(火)の日経平均株価はどう動くのでしょうか?
私は、【大幅高になる】と予想します。
日経平均株価は、7月1日の大幅上昇以降、引き続き75日移動平均線の上で推移しています。
7月2日の直近高値2万1784円22銭からは、やや調整が続いていますが、底堅い値動きを見せています。
25日移動平均線も上向きに推移しており、この25日移動平均線のラインが支持線となって、
上昇へ向かうと考えられるでしょう。
そのような動きになれば、本格的な上昇局面がくる可能性も想定できます。
なお、日本市場は、7月15日が海の日のため、休場です。
その間に、米国市場は2日分の値動きがあります。
米国市場は、引き続き上場来高値圏で推移しており、強い相場を継続しています。
そのため、日本市場が休場の間も上昇する期待が持てるでしょう。
結果として、日本株も上昇すると考えられます。
以上から、大幅高になると判断しました。
しかしながら、連休中に悪材料のイベントが発生した場合には、
下落のリスクもあるため、注意が必要でしょう。
フェアトレード(株)所属。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。