アジア株 総じて下落、上海株は反落
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数 28185.98(-327.02 -1.15%)
中国上海総合指数 2982.07(-26.07 -0.87%)
台湾加権指数 10706.72(-72.73 -0.67%)
韓国総合株価指数 2121.64(-4.69 -0.22%)
豪ASX200指数 6658.03(-7.41 -0.11%)
インドSENSEX30種 39400.67(+277.71 +0.71%)
25日のアジア株は、総じて下落。G20大阪サミットでの米中首脳会談を控えて、模様眺め気分が強い中、米国とイランの対立による地政学的リスクの高まりが売りにつながったもよう。トランプ米大統領がイラン最高指導者ハメネイ師を対象とした制裁を科す、としたことに対してイラン側も態度を硬化させている。上海株は反落。中国の大手銀行が米国による北朝鮮制裁に違反した疑いとの報道が伝わり、売りに押された。
上海総合指数は反落。一時1.97%安まで売られたものの、売り一巡後は下げ渋りを見せた。保険大手の中国平安保険、銀行大手の中国工商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、コンテナ・港湾サービスの上海国際港務が売られた。
香港ハンセン指数は反落。通信サービスのテンセント・ホールディングス、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、繊維メーカーの申洲国際集団控股、電子部品メーカーの瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディングス)、ホテル・娯楽施設運営のギャラクシー・エンターテインメントが売られた。
豪ASX200指数は小反落。医薬品メーカーのCSL、小売会社のウールワース・グループ、乳業メーカーのa2ミルクが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、保険会社のQBEインシュアランス・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアムが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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