東京株式(前引け)=様子見ムードで反落、値上がり銘柄数多くTOPIXはプラス
25日前引けの日経平均株価は前営業日比44円71銭安の2万1241円28銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億8708万株、売買代金概算は8038億3000万円。値上がり銘柄数は1184、対して値下がり銘柄数は857、変わらずは103銘柄だった。
きょう前場の東京市場は様子見ムードのなか方向感の定まらない動き。途中プラス圏で推移する場面もあったが、前引けにかけて軟化しマイナス圏で着地した。前日の米国株市場でNYダウが小反発もハイテク株比率の高いナスダック指数が安く、G20サミットを前にした気迷いムードが東京市場にも波及している。ただ、TOPIXは前日終値を小幅ながら上回った。値上がり銘柄数は1100を超え、値下がり銘柄数を大きく上回っている。業種別でも33業種中20業種が上昇するなど、実質的には買い優勢の地合い。
個別ではファーストリテイリング<9983>が値を下げ、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>も軟調。ファナック<6954>も冴えない。アイティメディア<2148>、ワイヤレスゲート<9419>などが大幅安、マクセルホールディングス<6810>も下落した。半面、キーエンス<6861>がしっかり、武田薬品工業<4502>も買いが優勢。アトラエ<6194>が値を飛ばし、日本アジア投資<8518>も上値追い。日立造船<7004>、ホシデン<6804>なども買われた。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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