往き過ぎ感があるが、下放れとしては“初動”…!? - ここは“一旦様子見”
注目のFOMCは、「政策金利」こそ想定通り“据え置き”でした。
しかし「声明(『忍耐強く』の文言削除)」「ドットチャート(17人中8人が年内利下げを想定)」「パウエル議長の記者会見(適切な対応をとることを検討)」は、筆者の想定以上に“ハト派”でした。
このため金利面から“ドル売り”が促され、“108円割れ”へと値を落としていきました。
一方でこれは“株高”を促す要因でもあり、NYダウは“3日連続の続伸”を演じています。
リスク面から“円買い”は抑制されやすく、“108円割れ”では急速に下げ渋って昨日の取引を終えています。