午後に入ってドル円は膠着、欧州通貨はやや軟調=NY為替
日本時間午前2時57分現在のドル円は1ドル=108.48円。NY時間の午後に入ってももみ合いが続いている。米消費者物価指数(CPI)後のドル売りが限定的なものにとどまったことで、下値一服感も。ユーロドル、ポンドドルなどでのドル買い基調もドル円を支える材料となっている。
もっとも108円台半ばから買いに回るだけの勢いも見られず、揉み合いが続く展開。香港での抗議行動活発化などもリスク警戒を誘っている面も。
米週間原油在庫統計の結果を受けて原油安が目立っていることなども若干の売り材料か。
欧州通貨は総じて軟調。ブレグジットがらみでの警戒感などが材料となっている、 ユーロは1.13の大台を割ってきた。ロンドン市場で1.1350手前で上値を抑えられたことで、やや一服感も。欧州株の軟調な動きも重石となった。
ポンドドルは1.2690前後での推移。こちらも1.27台を維持できずに下げている。英FTは8営業日ぶりの下げに。
執筆者 : MINKABU PRESS
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