反落、OPECプラスの中核国が増産を検討との報道で=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=63.97(-1.62 -2.47%)
今週末7日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国の会合を控えて、主要産油国が追加増産を検討していると伝わったことが重し。この会合における生産枠の据え置きが期待されていたことから失望売りが強まった。OPECプラスの中核国は日量220万バレルの自主減産を9月で解消することですでに合意していることから、生産枠を引き上げる場合、日量166万バレル規模の自主減産の巻き戻しについて協議が行われる公算。
時間外取引で10月限は急落。通常取引開始後は戻りを試す場面もあったが上値は重く、63.72ドルまで一段安となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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