NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標
*米消費者物価指数(CPI)(3月)21:30
結果 -0.1%
予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
結果 2.4%
予想 2.5% 前回 2.8%(前年比)
結果 0.1%
予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 2.8%
予想 3.0% 前回 3.1%(コア・前年比)
*米新規失業保険申請件数(4月5日週)21:30
結果 22.3万人
予想 22.3万人 前回 21.9万人
【カナダ】
*住宅建設許可(2月)21:30
結果 2.9%
予想 -0.4% 前回 -4.3%(-3.2%から修正)(前月比)
※発言・ニュース
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
関税を巡る貿易相手との交渉はすでにかなり進んでおり、先週時点でほぼ合意に達しているものもあると述べた。ただ、具体的な国名は明かさなかった。
*ローガン・ダラス連銀総裁
関税に起因するインフレが恒常化しないよう当局はしっかりと対応しなければならないとし、最近のインフレ再燃を受けて米国民の物価上昇期待が脆弱になっている可能性があると警告した。
*グールズビー・シカゴ連銀総裁
・不安定な関税政策はFRBが待機すべきことを意味。
・FRBのスケジュールと市場のスケジュールは同じではない。
・米経済に関するハードデータは依然良好。
・関税はFRBの責務の両面を悪化させる。
・関税はスタグフレーション的ショックをもたらす。
・金利は1-2年のうちに低下すると依然考えている。
・インフレ期待は依然問題ないが、少し懸念。
・政治的干渉により大幅利上げは困難。
*グールズビー・シカゴ連銀総裁
・関税が生産性を低下させることを懸念する企業もある。
・当面、FRBの利下げは、ハードルが少し高い水準に留まる。
・世界的な関税が10%に達すれば、インフレは大幅に上昇。
・市場に混乱を招くような兆候は何もない。
・市場ベースのインフレ期待を信じる。
・長期的なインフレ期待が上昇した場合、FRBは行動を起こす必要。
・長期的な金利動向と世界情勢を監視している。
*ブリーデン英中銀副総裁
・関税は英成長を低下させる可能性が高い。
・関税がインフレに与える影響は不明確。
・ポンドはこれまでのところ下落していないが、変化する可能性。
・インフレへの全体的な影響を判断するのは時期尚早。
・リスクプレミアムは依然として比較的タイト。
・リスク資産の急激な修正のリスクが高い
・貿易の不確実性は冷や水を浴びせるような影響を与える
*中国に対する関税は計145%
米国の中国に対する関税は、今回の引き上げにより合計で145%になったと伝わっている。米CNBCがホワイトハウスの高官の話として伝えた。相互関税の部分が84%から125%に変更。それ以外にフェンタニルの問題により20%の関税が課されている。これは新たな政策転換ではない。

執筆者 : MINKABU PRESS
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