続落、週明けの上げ幅をほぼ解消=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=76.98(-1.37 -1.75%)
ニューヨーク原油の期近は続落。様々なメディアが今週明けにもイランがイスラエルに対して報復攻撃を実施すると報道したものの、これといった動きは見られず、緊迫感の後退から売りが続いた。イランがイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦協議への参加を望んでいるとロイター通信が伝えたことも重しとなったが、イランはこれを否定した。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が増加したことも圧迫要因。6週間続いた原油在庫の取り崩しが途切れた。
時間外取引で9月限は79.10ドルまで上昇したが、通常取引開始を控えて失速するとマイナス転換した。通常取引開始後は売りが優勢となり、76.83ドルまで下落。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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