スパイア・グローバルが急落 ２つの機関投資家と３０００万ドル分の直接増資契約＝米国株個別

（NY時間15:13）（日本時間04:13）
スパイア・グローバル＜SPIR＞　11.28（-6.19　-35.43%）

　超小型衛星を使い宇宙ベースのデータ分析を手掛けるスパイア・グローバル＜SPIR＞が急落。２つの機関投資家と３０００万ドル分の直接増資契約（登録ダイレクト・オファリング）を締結したと発表。１株１４ドルで２１０万株のクラスＡ普通株を発行する。さらに、終了日から１００日を経過する日までに、１株１４．５０ドルで２１０万株を追加取得するオプションも付与する。行使された場合、約３１００万ドルの追加収入となる。

　同社は調達した資金を借入金の返済、運転資金および一般的な企業目的に使用する予定。

【企業概要】
　米国内外において、超小型衛星の独自のコンステレーションを通じて地球・海洋・大気に関する宇宙ベースのデータ・アナリティクス・宇宙サービスを提供する。船舶やフライトの追跡、燃料効率の最適化、違法行為の監視、商品取引の分析、規制順守確保、悪天候からの物的資産保護、収穫量の最適化など幅広い用途にデータが使用される。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美