トリップアドバイザーが決算受け上昇 既存事業、ビアターとも好調＝米国株個別

（NY時間14:23）（日本時間04:23）
トリップアドバイザー＜TRIP＞　28.13（+2.81　+11.11%）

　オンライン旅行のトリップアドバイザー＜TRIP＞が上昇。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ＥＢＩＴＤＡも予想を上回っている。既存事業、ビアターとも好調だった。ＥＢＩＴＤＡも予想を上回った。

　アナリストからも高評価が聞かれ「第４四半期は売上高、ＥＢＩＴＤＡともに２四半期連続でコンセンサスを大きく上回り、健全な結果となった。また、ビアター事業の継続的な勢いも示している」と述べた。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.38ドル（予想：0.21ドル）
・売上高：3.90億ドル（予想：3.73億ドル）
　　既存事業：2.18億ドル（予想：2.09億ドル）
　　　ブランドホテル：1.35億ドル（予想：1.30億ドル）
　　　体験・ダイニング：0.38億ドル（予想：2.00億ドル）
　　ビアター：1.61億ドル（予想：1.57億ドル）
・EBITDA（調整後）：8400万ドル（予想：6280万ドル）
・FCF：-3500万ドル（予想：-2410万ドル）

【企業概要】
　米国内外において、オンライン旅行サイトの運営を行う。オンライン上で宿泊施設・観光ツアー・レストラン等を比較・予約できるサービスを提供する。旅行代理店・ホテル、その他の広告を掲載し、クリック数に基づく報酬等で収益を得る。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美