反落、イスラエルに制止を求める協議が本格化=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=86.66(-1.03 -1.17%)
ニューヨーク原油の期近は反落。パレスチナの武装勢力「ハマス」がイスラエルを攻撃したことがきっかけとなって中東の緊迫感が高まっているものの、イスラエル軍が侵攻しようとしているガザ地区の惨状を危惧して各国が外交的な手段で停戦を模索し始めていることが重しとなった。包囲されているガザ地区には電気や燃料、水道など、インフラの供給がほぼ遮断されている。ロシアのプーチン大統領はイランやイスラエル、パレスチナ、エジプト、シリアと協議する。サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は米国のブリンケン国務長官と会談し、イスラエルによる軍事行動の即時停止を要求した。
時間外取引で11月限の方向感は限定的だったものの、先週末に急伸した流れを引き継ぎ88.33ドルまで強含み。ただ、買いは続かず、通常取引開始後は売りに押された。一時86.32ドルまで下落。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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