サイト・サイエンシズが急落 通期の売上高見通しを下方修正=米国株個別
眼科系医療機器のサイト・サイエンシズ<SGHT>が急落。7-9月期(第3四半期)と通期のガイダンスを公表しており、通期の売上高見通しを下方修正した。第3四半期も予想を下回る見通しを示している。
経営陣によると、6月に7つのメディケア監督者(MAC)のうち5つが、保険適用の対象とするか否かの決定(ローカル・カバレッジ・デシジョン)を発表したが、この決定が提案通りに確定されれば、5つのMACがカバーする州のメディケア受給者に対し、多くの非埋込み型微小侵襲緑内障手術がカバーされないと認定される可能性があると述べた。
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:1900~2000万ドル(予想:2370万ドル)
(通期見通し)
・売上高:8000~8200万ドル(従来:8900~9400万ドル)
【企業概要】
眼科系の主要疾患である緑内障とドライアイに焦点をあてる医療機器メーカー。眼の自然な生理機能を回復させ、合併症や副作用を最小限に抑え、高い効果を発揮する製品を開発し、眼科医や検眼医に提供する。成人緑内障患者の眼圧を下げる携帯型の治療機器OMNIやドライアイ用のTearCareシステムを販売する。
(NY時間09:58)
サイト・サイエンシズ<SGHT> 3.58(-2.93 -45.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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