リゲッティが決算受け急伸 アナリストが目標株価を4ドルに=米国株個別
量子コンピュータやチップの開発も手掛けるリゲッティ・コンピューティング<RGTI>が急伸。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、売上高が予想を上回った。
今回の決算を受けて、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も4ドルとした。前日終値よりも3倍以上高い水準。
「同社の戦略的な再ポジショニングは、複数の面で初期の成功を示している。同社初の量子プロセッシング・ユニットの販売は、顧客の関心と技術の検証を明確に示すものであり、特にその経済的な価格帯とプラグ&プレイによる設置の容易さにおいて、さらなるハードウェア販売の転換点となるだろう」と述べている。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.13ドル(予想:-0.12ドル)
・売上高:333万ドル(予想:300万ドル)
【企業概要】
クラウド上で量子コンピュータを運用し、独自のプラットフォームを通じて、グローバル企業・政府機関・研究機関の顧客にサービスを提供する。マルチチップ量子プロセッサーを開発し、自社の統合量子デバイス製造施設において、チップの設計と製造を行う。
(NY時間10:21)
リゲッティ<RGTI> 2.42(+0.78 +47.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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