続伸、昨年11月以来の高値を更新=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=84.40(+1.48 +1.78%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.33から1.48ドル高。その他の限月は0.28ドル安から1.22ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの生産調整を背景とした供給不足見通しから一段高となった。サウジアラビアは日量100万バレルの自主減産を9月も継続すると発表しており、この自主減産を取りやめる時期は不透明。9月限は84.65ドルまで上昇し、中心限月として昨年11月以来の高値を更新した。昨年12月から続くレンジ相場から抜け出しつつある。
時間外取引で9月限は上昇し、通常取引序盤には84.65ドルまで一段高となった。その後83.02ドルまで上げ幅を削る場面はあったが、引けにかけては買いが盛り返した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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