マンUが下落 同クラブの売却で先週末に入札期限を迎える=米国株個別
英サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッド<MANU>が下落。同クラブの売却を巡り、先週末に入札の期限を迎え、オーナーのグレイザー家の決断が迫る中、きょうの同社株は下落。ブルームバーグが関係者の話として伝えところによると、カタール元首相の息子ジャシム氏が率いるファンドが約50億ポンド(約63億ドル)の最終入札を行ったと伝わった。一方、英富豪のラットクリフ氏も、チームの支配権獲得に向けて最終的な入札を行ったという。
この価格で取引が成立すれば、ウォルマート創業家のロブ・ウォルトン氏が率いるグループが昨年にナショナル・フットボールリーグ(NFL)のデンバー・ブロンコスに支払った46億5000万ドルを上回り、スポーツ・フランチャイズとしては史上最大の取引となる。また、アポロ・グローバルの共同設立者であるハリス氏が率いるグループにNFLのワシントン・コマンダーズを60億ドルで売却することも決定しているが、その額も上回ることになりそうだ。
(NY時間09:56)
マンチェスター・ユナイテッド<MANU> 19.12(-0.93 -4.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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