小反発、中国GDPが下支えだが上値は伸びず=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=80.86(+0.03 +0.04%)
ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.03~0.07ドル高。その他の限月は0.04~0.63ドル高。
1-3月期の中国国内総生産(GDP)が前年比+4.5%と堅調だったことが下支えとなった。ゼロコロナ政策が撤回された後の中国経済は回復している。ただ、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)における追加利上げを巡って神経質な雰囲気が継続しており、上値は限定的。ボスティック米アトランタ連銀総裁はあと一回利上げし、その後は金利を長期間にわたって据え置く必要があるとの認識を示した。
時間外取引で5月限はしっかりと推移した後に軟化。通常取引序盤には一時79.87ドルまで下落。その後は買い戻しが優勢になると81.48ドルまで上げたが、引けにかけては押し戻された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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