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マイクロンが3日続落 アナリストからは中国当局の調査はプラスになり得るとの指摘も=米国株個別

株式 

 マイクロン・テクノロジー<MU>が3日続落。中国当局が同社から輸入した製品について、サイバーセキュリティーに関する調査に着手したと発表したことから、先週末は軟調な展開が見られていた。

 中国サイバースペース管理局(CAC)は、自国の情報インフラ・サプライチェーンの安全確保、ネットワークセキュリティーのリスク回避、国家安全保障の維持が調査の目的だと説明した。バイデン政権を始め、日本など各国が中国への半導体規制に乗り出す中で、同国も対抗措置を打ち出した格好。

 しかし、アナリストからは、「今回の中国当局の調査は供給過多の市場において、実際には同社にとってプラスになり得る可能性がある」との指摘も出ている。

 「もし、同社が中国市場へのアクセスを失った場合、韓国のサプライヤーが他の市場から中国へ供給を増やし、それに伴って、同社が他の市場で高いシェアを獲得する可能性が高い」と説明している。

(NY時間09:49)
マイクロン<MU> 58.49(-1.85 -3.07%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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