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ダウ先物は211ドル高 IT・ハイテク株に買い=米国株

株式 

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:49)
ダウ先物 32799(+211.00 +0.65%)
S&P500 4032.50(+31.00 +0.77%)
ナスダック100先物 12843.25(+110.75 +0.87%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は211ドル高で推移しており、きょうの米株式市場は上昇して始まりそうな気配だ。時間外でIT・ハイテク株に買いが入っており、下支えしている。

 金融不安がひとまず一服する中、中国のハイテク株が上昇しており、NY市場でもセンチメントを高めているようだ。前日のアリババ<BABA>の事業の6分割の発表がムードを高めている模様。これまで中国当局からの取り締まりで痛い目にあった企業に投資家が殺到しているという。

 市場は再びFRBの動向に注目しており、今週のFRB高官の講演や、FRBが好んで参照しているインフレ指標であるPCEデフレータの発表を待っている。市場ではFRBの早期利上げサイクル停止および、場合によっては年内の利下げシナリオが浮上している。短期金融市場では5月か6月のFOMCで0.25%ポイントの利上げをあと1回実施し、それで今回の利上げサイクルをひとまず停止との見方を織り込んでいる。さらに、場合によっては、夏以降に利下げの可能性も留意したシナリオも一部織り込んでいる状況。

 FRBの早期緩和期待がIT・ハイテク株中心に米株式市場を支えている面もありそだが、市場が差し迫った利下げを期待するのは間違っているとの指摘も出ている。米成長が予想以上に著しく鈍化し、「より長くより高く」というシナリオが残らない限り、FRBは2024年第2四半期まで利下げに梶を切る可能性は極めて低いとの見方を示している。

 一方、投資家にとってもう一つの重要なポイントは中国の再開と消費活動の回復だとの指摘も聞かれる。市場はまだその恩恵を過小評価しているという。中国が再び成長に注力することで、世界の他の地域の景気後退リスクを軽減することができると述べている。

 ヨガウエアのルルレモン・アスレティカ<LULU>が決算を受け時間外で大幅高。同社は在庫問題による利益率悪化に対処しつつ、アクティブウェアへの高い需要に支えられた。

 半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が決算を受け時間外で上昇。想定以上の赤字決算だったものの、懸念していたよりは良好な見通しを示し、市場はネガティブな反応を見せていない。今回のガイダンスは半導体市場が一時期の荒波を乗り越えて復活の可能性があることを示唆しているとの声も出ている。

 メーシーズ<M>が7年近くCEOを務めてきたジュネット氏が2024年に引退することを発表した。傘下のブルーミングデールズのスプリングCEOが就任する予定。株価は時間外で小幅安。

(NY時間08:59) 時間外
マイクロン<MU> 61.15(+1.87 +3.15%)
ルルレモン<LULU> 374.00(+53.69 +16.76%)
メーシーズ<M> 17.15(-0.12 -0.69%)

アップル<AAPL> 158.95(+1.30 +0.82%)
マイクロソフト<MSFT> 277.60(+2.37 +0.86%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 98.24(+1.00 +1.03%)
アルファベット<GOOG> 102.97(+1.61 +1.59%)
テスラ<TSLA> 192.31(+3.12 +1.65%)
メタ・プラットフォームズ<META> 202.52(+1.84 +0.92%)
AMD<AMD> 95.57(+1.01 +1.07%)
エヌビディア<NVDA> 267.40(+3.30 +1.25%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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