リジェネロン 仏サノフィと共同開発のぜん息薬の臨床試験で有望な結果=米国株個別
医薬品のリジェネロン<REGN>が上昇。仏サノフィと共同開発のぜん息薬「デュピクセント」が慢性肺疾患の患者の呼吸を改善し、肺機能を回復させたと発表した。慢性閉塞性肺疾患で、現在または過去に喫煙をしていた約1000人を対象とした最終段階の臨床試験で有望な結果を示した。この疾患は10年以上に渡って新しい治療法が成功していない。
アナリストからは「今回の良好なデータは、生命を脅かす呼吸器疾患に対する最先端の治療法の新時代の到来を告げる可能性がある。リスクの高い試験だったが、データの強さから、ピーク時の普及率は以前の予想よりも高くなる可能性がある」との評価も聞かれた。
(NY時間10:21)
リジェネロン<REGN> 802.71(+51.41 +6.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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