ボストン連銀総裁、幾分の追加利上げが必要 幅はデータ次第
きょうはコリンズ・ボストン連銀総裁のラジオインタビューが伝わり、インフレ抑制のため今後も利上げを継続する必要があると指摘した。ただ具体的にどこまで引き上げる必要があるかは、今後のデータ次第との見解を示した。
総裁は「幾分の追加利上げが必要になると考えているが、具体的な引き上げ幅については、入手するデータを精査した上で総合的に判断しなくてはならない」と述べた。その上で、「引き上げた水準をしばらく維持することが重要だと考えている。金融環境の引き締まりの効果が経済に浸透するのには時間がかかるためだ」と付け加えた。
コリンズ総裁はまた、インフレについて「賃金と物価の上昇圧力が減速しつつある初期の兆候をいくらか目にしている」と述べる一方、サービス分野の一部で高インフレが続いている兆候も見られるとも指摘している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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