米小売株は行き過ぎの可能性も 来週は11-1月期の小売の決算=米国株
来週はウォルマート<WMT>、ホームデポ<HD>など小売り大手の11-1月期の決算発表が始まるが、アナリストからは、米個人消費の回復力は最近の小売株の上昇が示唆するほど、小売株にとってプラスにはならないかもしれないとの指摘が出ている。決算シーズンの最終段階に向けて、同セクターに下振れリスクをもたらす可能性があるという。
最新の米経済指標には、今年の米経済は最悪でもソフトランディングを達成し、恐らくリセッション(景気後退)の完全回避の可能性を高めるいくつかの兆候が見られている。そのため、小売セクターの基本的な見通しについては、引き続き強気ではあるが、カバー銘柄の多くはすでに年初来で大幅に上昇しており、来週からの11-1月期決算を控え、慎重に行動するよう注意しているという。
16日終値
ウォルマート<WMT> 144.27(-2.30 -1.57%)
ホーム・デポ<HD> 321.24(+0.55 +0.17%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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