クルーズ株が下落 下期のの需要減に対する懸念 検査等の要件は緩和=米国株個別
クルーズ株が下落。この夏の需要は大盛り上がりになっているものの、リセッション(景気後退)が警戒される中で下期のクルーズへの需要減に対する懸念が出ているようだ。
一方、クルーズ各社は乗船前の感染検査や陰性証明の要件緩和を打ち出している。ノルウェージャン・クルーズ<NCLH>は来月から、各国の法律で要求されない限り検査を受ける必要はないと発表。ただ、米国、カナダ、ギリシャから出航するクルーズ船は従来通りに乗船前の検査が必要で、12歳以上の乗客は全員、完全なワクチン接種が必要としている。
カーニバル<CCL>もアムステルダムを出発してノルウェーに向かう3つの航路の乗客は乗船前の検査を受ける必要も、検査結果が陰性であることを伝える必要もないとしている。
ロイヤル・カリビアン<RCL>は当分の間、出発前の検査要件は変更しないと発表。
(NY時間15:04)
カーニバル<CCL> 8.85(-0.54 -5.70%)
ロイヤル・カリビアン<RCL> 34.01(-2.29 -6.31%)
ノルウェージャン<NCLH> 11.32(-1.15 -9.19%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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