半導体が下落 アナリストが業界の成長見通しに慎重な見方を示す=米国株個別
きょうもハイテク株は軟調な動きを見せる中、エヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>、インテル<INTC>といった半導体株が売りに押されている。アナリストが業界の成長見通しに慎重な見方を示し、一部の銘柄については投資判断の引き下げを実施した。フィラデルフィア半導体指数(SOX)も2.5%下落。
半導体の低迷は3-4年を周期に発生しており、今回もその時期が来る可能性があるという。世界的な金融引き締め、地政学リスク、消費低迷が今年後半から来年にかけての半導体需要を圧迫する可能性があるという。PCや5G携帯など消費者関連製品の短期的なリスクが、データセンターやクラウドなどの需要が堅調な分野に波及するリスクがあるとしている。
ただ、こうしたリスクにもかかわらず、株価については、第3四半期の後半までに底を打つ可能性があるとも指摘した。
(NY時間13:36)
インテル<INTC> 37.14(-0.65 -1.71%)
マイクロン<MU> 55.55(-2.31 -3.99%)
AMD<AMD> 77.46(-3.32 -4.10%)
エヌビディア<NVDA> 154.14(-5.68 -3.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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