【北欧通貨】３０日の中銀会合控え、クローナはやや慎重な動き=スウェーデンクローナ

【北欧通貨】３０日の中銀会合控え、クローナはやや慎重な動き=スウェーデンクローナ

　４月の会合でそれまでの年内据え置き方針を一変させ、利上げを実施したスウェーデン中銀（リクスバンク）。声明で追加利上げを示唆したことから、３０日の会合での利上げが確実視されている。利上げ幅についても０．５％の大幅利上げ期待が大勢を占める状況に。１４日に発表された５月のスウェーデン消費者物価指数が、前年比７.３％、同コア７．２％と予想を超える伸びを示したことが背景に。
　こうした動きを受けてクローナ買いの動きも見られるが、リスク警戒から流動性が低い北欧通貨売りを入れる動きもあり、動きはやや慎重。来週、会合まで神経質な動きが見込まれるところに。
　対円ではドル円の下げもあり、今週半ばの１３円５０銭台から調整が入っており、一時１３円２０銭前後まで。

SEKJPY　13.243