アプライドが決算受け下落 アナリストからは前向きな判断も=米国株個別
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。第4四半期のガイダンスも公表しており、予想を下回る見通しを示している。サプライチェーン問題の影響が示された格好。
同社のディッカーソンCEOは声明で「シリコン部品の供給不足は短期的に続くと予想しており、サプライヤーやチップメーカーと協力してこれらの制約を管理することが最優先事項だ」と述べた。
アナリストからは今回の決算は失望的な内容ではあったものの、同社への長期的に前向きな見解に変化はないとの声も出ている。需要の量および質は改善し続けているという。
(8-10月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.94ドル(予想:1.96ドル)
・売上高:61.2億ドル(予想:63.5億ドル)
半導体システム:43.1億ドル(予想:46.0億ドル)
グローバルサービス:13.7億ドル(予想:13.0億ドル)
ディスプレイ・周辺機器:4.17億ドル(予想:4.05億ドル)
・粗利益率(調整後):48.2%(予想:48.0%)
(11-1月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.87~1.92ドル(予想:1.97ドル)
・売上高:59.1~64.1億ドル(予想:64.5億ドル)
(NY時間09:44)
アプライド・マテリアルズ<AMAT> 150.80(-7.94 -5.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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